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本の雑誌 2015年9月号 [雑誌]


本の雑誌387号

本の雑誌387号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 本の雑誌社
  • 発売日: 2015/08/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


書き出し一行でここまで遊べるとは。タイトルから勝手に書き出しを考えてみる遊び、面白すぎる。本の内容とのギャップに笑い、本歌取り的エッセンスに唸らされる。言葉のセンスも知識も読書量も問われる。紀伊国屋書店が以前仕掛けた「ほんのまくら」フェアとは、なるほど書き出しだけを露出して販売したものであったか。確かに買っちゃうなあ。本は事前に調べて求めるものであると同時に、ふと出会うものであっても欲しい。そして角田光代の書き出し論!魅力的でかつ気負いがない書き出し。それはそのまま、角田ワールドの特徴にも思う。


帰ってきた時効警察(2) [DVD]


帰ってきた時効警察 (2) [DVD]

帰ってきた時効警察 (2) [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD


懐かしいと言ったら、失礼だろうか。第三話はゴージャス・ボディ杉本彩、第四話はほんわか・ともさかりえがそれぞれ犯人役を務める。殺される役で満島ひかりも登場する。このドラマ放映は2007年、その当時からそれぞれのポジションは大きく変わってしまった感がある。オダギリジョーと麻生久美子の健在っぷりが、逆にすごいのかもしれない。それにしても曲者ぞろいだ。改めて芸能界とは恐ろしい世界だと思う。その曲者っぷりに特化してのし上がり、絶えず異能に磨きをかけなくてはいけない。私生活の多少の奇行は許してあげたくなる。


近藤史恵/ヴァン・ショーをあなたに [本(か行の作家)]


ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)

ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: 文庫


「行きつけのお店」を持ちたいと時々思う。自分が子どもだと感じられた時、知人とご飯にでも行こうとなり思いつかなかった時、その感情はふと立ち上る。「タレント事務所の卵たちがアルバイトしてる店がある」男とは浅はか。早速、訪れた店は汚い立ち飲み屋だった。けれど店員さんたちは、本当に美しかった。聞けば劇団系の事務所だという。よし、ここを行きつけの店にしようと目論んだのだが、結局続かなかった。定期的に飲むという習慣がないのだ。ただ、そこで初めて飲んだホットワインの、身体をぽかぽかとしたその味だけは覚えてる。