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赤塚不二夫/これでいいのだ 赤塚不二夫自叙伝 [本(あ行の作家)]


これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)

これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)

  • 作者: 赤塚 不二夫
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 文庫


ギャグ漫画だからと、軽んじていたのかもしれない。
それを覆したのは、タモリだ。
あなたの数多い作品の一つ、
と弔辞で言わせる男が知りたくなった。
そこに居たのは、人懐っこく大肯定な男だった。

机に座ったまま、あらゆる場所のあらゆる人と、
瞬時につながることのできる時代。
関係性の広がりとは裏腹に、
温もりは希薄になりつつあるようにも思える。
誰もが誰かに認めてもらいたいと、
水面下で必死にもがいているのかもしれない。
だからこそ、例えどんなに駄目な自分だとしても、
自分自身に言うことが必要なのだ。
「これでいいのだ」と。


Number 891号 [雑誌]





これは、ラグビー版『江夏の21球』なのかもしれない。
ワールドカップ南アフリカ戦、
その前日から最後の逆転トライまでをめぐる物語だ。
物語は前日練習の後に起きた、ある事件から始まる。
ヘッドコーチのエディ・ジョーンズが、
キャプテンのリーチマイケルを呼んで叱責したのだ。
「クソみたいな練習」と。
翌朝の練習後、再び二人の間で最後の面談が行われた。
「すごく良かった。最後は感じた通りやっていい」
そして最後のトライシーンがやってくる。
様々な人たちが、それぞれ南ア戦の奇跡を語るのだが、
それが見る人によって異なるのだ。


炎のランナー [DVD]


炎のランナー [DVD]

炎のランナー [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


何度か引越を経験してきた。
県や地方をまたがり離れたこともあれば、
近くの移動もしてきた。
そうした馴染みの場所をふと訪れると、
当時は何気なく通り過ぎ、
思い入れなどないと思っていたものが、
急に胸に迫ってきて驚かされることがある。

20人ほどのイギリスの若者たちが、
水を跳ね上げ海辺を懸命に走るシーンから、
この映画は始まる。
実は最後のシーンも同じシーンなのだ。
そして、それはどちらも回想シーンでもある。
その間で、2人を除いて
あの時いた者は皆死んだと物語は始まり、
それぞれの若者について語られ、物語は終わるのだ。