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池上英洋/芸術家の愛した家 [本(あ行の作家)]


芸術家の愛した家

芸術家の愛した家

  • 作者: 池上 英洋
  • 出版社/メーカー: エクスナレッジ
  • 発売日: 2016/12/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


「芸術家が愛した家」は、芸術家が見ていた風景を教えてくれる。
芸術家が愛し、見たかった風景とも言える。
巻末にあるように、絵画や美術品の鑑賞では、
その作家の性格や心境、おかれていた状況を遮断するのが基本のようだ。
専門家でない僕は、そのものの印象も大事にしたいけれど、
人生を生きた一人の人間としての部分も刺激を感じる。
より親しみを感じるし、立体的に作品が見えてくる。


伊岡瞬/痣 [本(あ行の作家)]


痣 (文芸書)

痣 (文芸書)

  • 作者: 伊岡 瞬
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2016/11/22
  • メディア: 単行本


ここのところ警察小説を読むと、とてもしっくりとくる。
謎に引っ張られ読み進めずにはいられないというのもあるし、
捜査が進展しないじりじりするような焦燥感が、
日常の仕事と似ていて共感のような安らぎがある。
凄惨な事件やそれぞれが抱える人生の重さも、
物語の中ではフィルターがかかって、
程よく刺激的だったり哀しかったりして、
その程よさのために、また日常に還ることができる。


安藤祐介/営業零課接待班 [本(あ行の作家)]


営業零課接待班

営業零課接待班

  • 作者: 安藤 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


仕事を金儲けととらえ、ひたららに経済合理性とスケールを追い求めれば、
最後に待っているのは味気ない勝った負けたの結果だけとなる。
本来、仕事とはコミュニケーションの場として、楽しみを含むものなのかもしれない。
汗をかかず居ながらにして利益を得る不労所得こそが、
金持ちになるための秘訣だと耳にするけれど、
仕事をそのようにとらえれば、それはある種不幸なことかもしれない。


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