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綿矢りさ/大地のゲーム [本(わ行の作家)]


大地のゲーム (新潮文庫)

大地のゲーム (新潮文庫)

  • 作者: 綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2015/12/23
  • メディア: 文庫


その世代の人には怒られてしまうだろうが、
学生運動というと「僕らの七日間戦争」を思い出す。
陰惨で切実なものではなく、
どこか冒険心をくすぐられる大人に対抗する立てこもり。
綿矢りさは僕の10歳下となる。
その世代には、学生運動は震災と結びつくのかもしれない。
世界の終わりと学生運動、親和性が高いような高くないような。
面白いのだけれど、なかなか読む進められなかった1冊。


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綿矢りさ/憤死 [本(わ行の作家)]


憤死 (河出文庫)

憤死 (河出文庫)

  • 作者: 綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/03/06
  • メディア: 文庫


子どもは過去を振り返ったりしない。
思い出話にしみじみ浸ったりしない。
かつての日々をかけがえのない時間だと、
愛おしく想う心のどこかには、
死の予感がひたひたと寄り添う。
その月日の遥かさと同じだけの年月を、
僕は過ごすことができるだろうか。
間違いなくやってくる終わりの時。
ノスタルジックと死が同居する物語だ。


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綿矢りさ/ウォーク・イン・クローゼット [本(わ行の作家)]


ウォーク・イン・クローゼット

ウォーク・イン・クローゼット

  • 作者: 綿矢 りさ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/29
  • メディア: 単行本


上り調子の陶芸家にまとわりつくストーカー。
悩まされていると思いきや、癒されている部分もあり、
何とも単純でない気持ちの「いなか、の、すとーかー」

おしゃれに友情に恋に、
自分の手の届く範囲で上手くやってるつもりなのに、
今一つ満たされないOLを描いた、
「ウォーク・イン・クローゼット」

主人公は綿矢りさ本人でないのだけれど、
綿矢りさそのものに感じる。
この人にとって書くこととは、
きっと日々そのものなのだろう。
それは装丁にも表れていて、
タイトルよりも著者名の方が大きく目立つ。
名前で客を呼べる”看板役者”の1冊。


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